Selenium現在日付フォルダ作成方法
Selenium現在日付フォルダ作成方法と作成した現在日付フォルダにファイルを保存する方法ですが、サンプルコードでは現在日付フォルダ作成し、作成した現在日付フォルダの中にもう一つ現在日付フォルダを作成しています。
Selenium現在日付フォルダ作成環境
Selenium現在日付フォルダ作成、作成した現在日付フォルダにファイル保存環境は以下で、EclipseのJava環境です。
実行環境 | バージョン |
---|---|
OS | Windows10 |
Eclipse | Version 2023-12 (4.30.0) Eclipse 実行用 JDK 21 |
Selenium WebDriver | selenium-java-4.20.0 |
Chrome | 124.0.6367.79 (64 ビット) |
Edge | 124.0.2478.51 (64 ビット) |
Firefox | 125.0.2 (64 ビット) |
Selenium現在日付フォルダ作成手順
Selenium現在日付フォルダ作成方法と作成した現在日付フォルダにファイルを保存する手順は大まかに以下の2つの手順ですが、現在日付フォルダを作成するフォルダを指定する場合は手順3を確認してください。作成した現在日付フォルダにファイル保存するサンプルコードとして、スクリーンショットを保存するコードを手順4に記します。
- Selenium WebDriver環境構築をEclipse Java環境でセットアップ
- 現在日付フォルダ作成コードを実行
- 現在日付フォルダ保存用フォルダを作成
- 現在日付フォルダにスクリーンショットを保存
Selenium WebDriver環境構築をEclipse Java環境でセットアップ(手順1)
Selenium WebDriver環境構築をEclipse Java環境でセットアップする方法は以下のリンクを参照。
現在日付フォルダ作成コード実行(手順2)
現在日付フォルダ作成コードをテスト用JavaClassに記述し実行。この記事では「example」パッケージに作成した「TestClass」クラスに現在日付フォルダを作成し、作成した現在日付フォルダの中にもう一つ現在日付フォルダを作成するコードを記述。本記事では「作成するディレクトリをFileオブジェクトにする」箇所の D:\\ のコードで現在日付フォルダを作成する場所にDドライブ直下を指定している。現在日付フォルダを作成するフォルダを指定する場合は手順3を参照。
package example;
import java.io.File;
import java.io.IOException;
import java.time.LocalDate;
import org.openqa.selenium.io.FileHandler;
public class TestClass {
public static void main(String[] args) throws IOException {
// 現在日時を取得
LocalDate date = LocalDate.now();
// 作成するディレクトリをFileオブジェクトにする
File directory = new File("D:\\" + date);
// 現在日付フォルダをDドライブ直下に作成する
FileHandler.createDir(new File(directory + "\\" + date));
}
}
上記コードを実行した後、Dドライブ直下に現在日付のフォルダが作成され、その中にもう一つ現在日付フォルダが作成されていれば成功です。Dドライブがない場合は D:\\ の箇所を C:\\ に変更し、Cドライブ直下に作成してみてください。ドライブ直下ではなくフォルダを指定する場合の記述は以下の手順3を確認してください。
現在日付フォルダ保存用フォルダを作成(手順3)
現在日付フォルダ保存用のフォルダを任意の場所に任意の名前で作成、本記事ではDドライブ直下に「test」という名前の現在日付フォルダ保存用フォルダを作成し、「作成するディレクトリをFileオブジェクトにする」箇所でパスを指定する。
package example;
import java.io.File;
import java.io.IOException;
import java.time.LocalDate;
import org.openqa.selenium.io.FileHandler;
public class TestClass {
public static void main(String[] args) throws IOException {
// 現在日時を取得
LocalDate date = LocalDate.now();
// 作成するディレクトリをFileオブジェクトにする
File directory = new File("D:\\test\\" + date);
// 現在日付フォルダをDドライブ直下に作成する
FileHandler.createDir(new File(directory + "\\" + date));
}
}
作成した現在日付フォルダ保存用フォルダ、本記事ではDドライブのtestフォルダに現在日付のフォルダが作成され、その中にもう一つ現在日付フォルダが作成されていれば成功です。
現在日付フォルダにスクリーンショットを保存(手順4)
現在日付フォルダにスクリーンショットを保存するコードは以下で、本記事ではDドライブ直下に「screenshot」という名前のフォルダを作成し保存している。Seleniumスクリーンショット取得方法は以下のリンクを参照。
package example; import java.io.File; import java.io.IOException; import java.nio.file.Files; import java.text.SimpleDateFormat; import java.time.LocalDate; import java.util.Date; import org.openqa.selenium.OutputType; import org.openqa.selenium.TakesScreenshot; import org.openqa.selenium.WebDriver; import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver; import org.openqa.selenium.io.FileHandler; public class TestClass { public static void main(String[] args) throws IOException { // WebDriverを取得 WebDriver driver = new ChromeDriver(); // Google検索ページを開く driver.get("http://www.google.com"); // スクリーンショットを取得 File file = ((TakesScreenshot) driver).getScreenshotAs(OutputType.FILE); // 現在日時を取得 Date date = new Date(); // フォーマットを変換 SimpleDateFormat sdf = new SimpleDateFormat("yyyy'年'MM'月'dd'日('E')'k'時'mm'分'ss'秒'"); // 現在日時を取得 LocalDate localdate = LocalDate.now(); // 作成するディレクトリをFileオブジェクトにする File directory = new File("D:\\screenshot\\" + localdate); // 現在日付フォルダを作成 FileHandler.createDir(directory); // 作成した現在日付フォルダにスクリーンショットを保存 Files.copy(file.toPath(), new File(directory + "\\" + "スクリーンショット " + sdf.format(date) + ".png").toPath()); } }
スクリーンショット保存用フォルダ、本記事ではDドライブのscreenshotフォルダに現在日付のフォルダが作成され、その中にスクリーンショットが保存されていれば成功です。失敗した場合は3つの赤アンダー箇所「パッケージ名」と「クラス名」と「スクリーンショット保存用フォルダーのパス」がご自身の環境に合っているか再確認してください。
Selenium書籍おすすめ
Selenium書籍おすすめは以下の3冊で、Seleniumの使い方が体系的にまとめられているので、Selenium初心者、テスト自動化初心者は一読の価値があると思います。ただ、3冊とも発売から時間が経っているので、Selenium WebDriverのバージョンやJavaバージョンが現在のバージョンと異なるため、環境構築などは参考にならない点には注意が必要です。
Selenium実践入門
ブラウザの多様化に伴いWebアプリケーションをクロスブラウザ対応にするための負荷がますます増加し、その解決の一つとしてテスト自動化のノウハウが開発現場で必要とされています。また継続的インテグレーションを実践する際にもテスト自動化がその一部として取り入れられています。本書ではWebアプリケーションのテスト、特にブラウザテストに関わる現状と問題点を整理し、これを解決する最適なプロダクトであるSeleniumを中心にWebブラウザテスト自動化への取り組み方、具体的な手順などについて解説します。
発売日 | 2016年2月2日(火) |
---|---|
単行本 | 416ページ |
定価 | 3,630円 |
Kindle版 | 3,557円 |
出版社 | 技術評論社 |
実践Selenium WebDriver
本書はSeleniumの導入と構成の仕方、テストの書き方について包括的に解説する書籍です。IE、Firefox、Chrome、Safariなどのブラウザに対応するWebDriverの機能から、iOSとAndroidアプリケーションのテスト、さらにUIテストツールのPageObjectパターンまで、サンプルコードを使って具体的に説明します。日本語版では玉川紘子氏による「CI(継続的インテグレーション)ツールの活用」を付録として追加。WebアプリケーションのUIテストを自動化したい技術者必携の一冊です。
発売日 | 2014年9月18日(木) |
---|---|
単行本 | 264ページ |
定価 | 3,300円 |
出版社 | オライリージャパン |
Seleniumデザインパターン&ベストプラクティス
本書はSelenium WebDriverを使ったテストの構築方法やデザインパターン、メンテナンス性に焦点を当てた書籍です。Seleniumを使った人ならわかるテスト時の取り入れるべき事柄や避けるべき事柄をパターン化してわかりやすく解説しています。テストをリファクタリングする方法、自動テストプロジェクトにおけるSpaghettiパターン、テストデータについて、テストを安定させるコツ、さらにテストスイートを成長させるヒントなど、テスト自動化設計におけるポイントを幅広く紹介します。ベストプラクティスだけでなく、アンチパターンも紹介しているため、失敗の原因を知り、適切な設計パターンを適用することができるようになります。
発売日 | 2015年9月18日(金) |
---|---|
単行本 | 256ページ |
定価 | 3,300円 |
出版社 | オライリージャパン |
IT資格初心者おすすめ一覧
IT資格初心者おすすめ一覧ですが、国家資格には有効期限がなく更新の必要もないので、有効期限切れで失効してしまうことがありません。国家資格は就職・転職時に能力を証明することができて高評価になるので、IT資格初心者にもおすすめです。
ITパスポート試験(iパス)
ITパスポート試験はiパスの略称で呼ばれる国家試験で、職種や業界に関係なくITに関する知識を必要とするすべての社会人が備えておくべき基礎的なIT知識を問われる国家試験なので、IT業界に携わる人やITに関する知識を必要とする人であれば取得しておきたい資格となっている。難易度はITスキル標準(ITSS:IT Skill Standard)で最も低いレベル1、エントリーレベルで、合格率は約50%となっている。
試験方式 | CBT(Computer Based Testing)方式 |
---|---|
試験実施日 | 随時 |
試験地・試験会場 | 全国47都道府県で実施 |
試験時間 | 120分 |
出題数 | 100問 |
出題形式 | 四肢択一式 |
合格基準 | 600点以上/1,000点 |
合格率 | 約50% |
受験手数料 | 7,500円 |
基本情報技術者試験
基本情報技術者試験はITエンジニアの登竜門となる国家試験で、情報処理に関する基本的な知識や技能を証明できるので、システムエンジニアやプログラマを目指すのであればぜひ取得したい資格となっている。難易度はITスキル標準(ITSS:IT Skill Standard)で下から2番目となるレベル2で、合格率は約50%となっている。
試験方式 | CBT(Computer Based Testing)方式 |
---|---|
試験実施日 | 随時 |
試験地・試験会場 | 全国47都道府県で実施 |
試験時間 | 科目A:90分 科目B:120分 |
出題数 | 科目A:60問 科目B:20問 |
出題形式 | 科目A:四肢択一式 科目B:多肢選択式 |
合格基準 | 科目A・科目Bそれぞれ600点以上/1,000点 |
合格率 | 約50% |
受験手数料 | 7,500円 |
情報セキュリティマネジメント試験
情報セキュリティマネジメント試験はセキュリティ計画、運用、評価、改善などについて知識を問われる国家試験で、情報セキュリティ部門の担当者やセキュリティエンジニア、セキュリティコンサルタントを目指す人におすすめの資格となっている。難易度はITスキル標準(ITSS:IT Skill Standard)で下から2番目となるレベル2で、合格率は約75%となっている。
試験方式 | CBT(Computer Based Testing)方式 |
---|---|
試験実施日 | 随時 |
試験地・試験会場 | 全国47都道府県で実施 |
試験時間 | 120分 |
出題数 | 科目A:48問 科目B:12問 |
出題形式 | 科目A:四肢択一式 科目B:多肢選択式 |
合格基準 | 600点以上/1,000点 |
合格率 | 約75% |
受験手数料 | 7,500円 |
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)はMicrosoft社が実施するベンダー資格で、試験科目はWord、Excel、PowerPoint、Access、Outlookの5種類があり、科目ごとに独立した試験で、Microsoft Office製品の知識・操作スキルを客観的に評価・証明する資格試験となっている。仕事に役立つ実務能力が身につけられる資格としてスキルアップや就職・転職を目指す方から人気を集める資格で、難易度はITパスポート試験程度と言われている。
試験方式 | CBT(Computer Based Testing)方式 |
---|---|
試験実施日 | 随時 |
試験地・試験会場 | 全国1500か所の試験会場 |
試験時間 | 50分 |
出題数 | 50問前後 |
出題形式 | マルチプロジェクト |
合格基準 | 非公開 目安700点/1,000点 |
合格率 | 非公開 |
受験手数料 | 10,780円 |